一般財団法人日本似顔絵師協会主催
「第1回 日本美人似顔絵展」概要
一般財団法人日本似顔絵師協会
事務局
展覧会の趣旨
日本似顔絵師協会は、似顔絵の啓発活動をとおして似顔絵の普及ひいては日本文化の振興に寄与することと、日本の似顔絵師の社会的地位の向上、尚一層の知識や職能の向上を目指すことを目的としております。
似顔絵はもちろん日本だけのものではありません。海外旅行中に似顔絵描きに遭遇することも少なくありません。特に、フランスはパリのモンマルトルにあるテルトル広場にも似顔絵描きが大勢います。この似顔絵描きは「芸術の都」と称されるパリで、多くの画家たちが似顔絵を描いて観光客を楽しませています。
当協会は、モンマルトルの似顔絵師を低く評価するつもりはありませんが、ただ、日本の似顔絵師には、日本文化の血が流れていて、海外の似顔絵師と何処かが違うと思えるのです。また、浮世絵の伝統文化の流れを汲む芸術家であり続けたいと思うのです。
そのためには、当協会は、似顔絵に関する、さらなる啓蒙・啓発・教育・育成事業を行い、似顔絵師に対する社会的認識および評価を高め、日本に脈々と息づく似顔絵文化の再興を目指していこうと考えています。
そのような方向性の下での一つの事業として、この度、私ども日本似顔絵師協会では、各界で活躍される女性をモデルに、下記のとおり日本の似顔絵師による美人似顔絵展覧会を開催することとなりました。
似顔絵は、浮世絵の美人画、役者絵から生まれました。今回の美人似顔絵は女性をモチーフにした絵画だという概念ではそれらと同様ですが、鈴木春信、鳥居清長や喜多川歌麿のように理想的な女性の容姿の美しさを描くのではなく、またタレントやモデルを描くのでもなく、女性の中にある人間美を描くことを理想とし、そのモデルとして各界で現在活躍されている著名女性を取り上げたいと考えています。
ところで、展覧会は似顔絵を見る為の展覧の場でもありますが、同時に絵画の振興を目的として、会場での販売予約も行っていく予定をいたしております。
現在まで、このような似顔絵の展覧会はほとんど行われておらず、全くの新しい試みとなります。展覧会の成功に向けて、貴方様のご協力を賜りたく、ここに心よりお願いする次第でございます。
記
(1)展覧会開催日 (2)開催地 (3)会場 (4)作品出展者 (5)作品の内容 (6)作品のサイズ等 (7)出展後の扱い |
平成25年6月の3日間~1週間の実施を予定 東京都内、場合によっては他地区を追加 百貨店展示ルーム又はイベント会場などの展示スペースを予定 日本似顔絵師会所属似顔絵師 50名程度 日本の著名な美人女性20名程度の似顔絵100点程度 F10号からF20程度の作品(中心の15号は65.2㎝×53㎝) その後の同様趣旨の展覧会への出品、若しくは販売 |