日本顔学会の学術大会にて20周年記念副大会長賞を受賞!
2015年2月21日(土)、大日本印刷株式会社が運営するコミュニケーションプラザ ドットDNP(新宿区市谷)にて、当協会の会員 中洲俊信さんが、ワークショッププランナーの福富大介さんとともに親子向けの似顔絵ワークショップを実施しました。
本ワークショップは日本顔学会若手交流会の市民向け活動として実施し、15組28名の方々にご参加いただきました。
似顔絵は、顔部品の位置関係が重要だと言われています。今回は、楽しみながら顔部品の配置を試行錯誤できるワークショップとして、自ら手書きした顔部品を切り抜いて、福笑いのように配置する似顔絵制作手法を体験いただきました。
結果、親子ともに楽しんでいただきつつ、似顔絵にコツがあることを知っていただくことができました。また、親子で互いの似顔絵を描きあう形式で実施したところ、お互いをじっくり観察したり、相手に要望や気づきを伝達したり、相手の反応をうかがったりと、コミュニケーションのきっかけとしても機能したことが分かりました。
この成果を受けて、2015年9月に開催された日本顔学会の学術大会にて、ワークショップデザインと実施報告に関する口頭発表を行いました。
学会会場からは「コミュニケーションの促進につながる点」など、好意的な感想を多数頂戴し、優れた発表に贈られる「20周年記念副大会長賞」を受賞することができました。評価していただいた方々のご期待に添うべく、今後も似顔絵の楽しさを広める活動を続けてまいります。